無関心 de 委員会

無関心でいいんですか?

大村愛知県知事リコール運動、愛知県民は果たして。。。?

Yes 高須クリニック でおなじみの、高須克弥院長が大村愛知県知事をリコールしようと、運動を開始しました。

https://aichi-recall.site/

 

高須先生曰く↓

「僕は(生まれ育った)愛知県を愛しております」「あいちトリエンナーレでは昭和天皇の写真に火をつけたり(動画あり)、英霊を辱めるような作品が公開された。
大村秀章愛知県知事は税金から補助を与えるという。それが一番許せない」国にとって恥ずかしい、愛知県民にとって恥ずかしい、そういうことをしてくれる知事は支持できない。

以上が、高須先生がリコール運動に踏み切った、最大の動機でしょう。

 

昨年の『あいちトリエンナーレ2019』においては色々と物議をかもし、メディア等でも随分と報道されましたので、記憶にある方も多いかと思います。

しかし、高須先生が問題視されている昭和天皇のお写真に火をつける動画作品について、愛知県民をはじめ日本国民のどれくらいの方にその事実が伝わっているのだろうか?

問題化の発端は、河村市長が慰安婦像の展示に対しクレームをつけ、同調する県民からの抗議などから、安全上の理由として急遽展示を中止することになりました。そのことについてテレビ及び大手新聞社の報道の中心は、韓国の慰安婦像の展示に焦点をあて、表現の自由を制限するものではないか?との論調が主流であり、昭和天皇のお写真に火をつける動画作品については、全くと言っていいほどに報道されませんでした。ですから、情報の殆どをテレビまたは大手新聞社から得ている多くの国民は、核心の昭和天皇のお写真に火をつける動画が展示されたことをご存じない方が多いのです。

 

イデオロギーの自由は認められていますので、天皇制について賛否あることを問題にはしていません。尊皇主義な方々から不敬と言われるような作品についても、表現の自由が認められます。作者またはそれを支持する関係者が独自に展示会等を催し、広く一般に公開することも、表現の自由の範疇でしょう。しかし、あいちトリエンナーレは、公共事業であり、多額の公金が使われます。その場合は公共性が問われてしかるべきで、コンセプト、展示内容等については実行委員会と行政側とで十分に吟味されるべきです。

 

大村知事はあいちトリエンナーレの開催にあたり、積極的に関与し、昭和天皇のお写真に火をつける動画作品に対しても肯定的なお考えのようであり、騒動の最中の会見等での発言内容から、知事という役職者が日本の国体に関わる天皇制について、不敬な感覚を県政に反映させることがはたして許されるのか?

高須先生及びその他の尊皇派有識者達の怒りを買った訳です。

 

リコール成立のためには、87万人近くの有効な署名が必要です。

高須先生自身癌との闘病を続けながら、署名100万人目指して酷暑の中での活動です。

愛知県民の民意は果たして。。。?

 

国民の皆様も、この問題、無関心でいいんですか?