無関心 de 委員会

無関心でいいんですか?

トランプ、中共のウィグル弾圧は「ジェノサイド」認定!

アメリカ時間の1月19日トランプ政権最後の日、ポンペオ国務長官中共のウィグル弾圧は「ジェノサイド」だと表明しました。

 

中共は1950年代初頭より、チベット内モンゴルと侵攻をすすめ、66・67年の文化大革命中にも「ジェノサイド」と同様なことを進めている。

「ジェノサイド」とは、国家あるいは民族・人種集団を計画的に破壊する行為のことです。その具体的な行為は筆舌に尽くしがたいほどに、非道・残酷なものです。

 

中央アジアトルキスタンと言うイスラム系の多数の民族が混在する地域があり、交易が盛んな要所でもあり歴史的の背景は複雑である。19世紀後半からは旧ソ連がその地域を支配下にしていたが、トルキスタンの東部はウィグル人が多数派を占め、ソ連からの独立を求め1944年には東トルキスタン共和国を宣言していた。

1949年中共はこの地域の接収を図り、毛沢東東トルキスタンのイリ政府へ書簡を送り北京にて政治協商会議に招いた。その招きに東トルキスタンの首脳11人が飛行機で北京に向かうがソ連領内で消息を絶つ事態(偶然の事故とは考えにくい)となり、多数のリーダーを失った東トルキスタンは、残された幹部が中共との政治協商会議に参加し中共の服属を認めることとなり、その後人民解放軍が全土に進行し完全に中共支配下となり、1955年新疆ウィグル自治区となった。

 

ウィグルへの弾圧が具体化したのは、2012年11月15日習近平が最高指導者のポストに付いて以降となる。

ウィグル人はイスラム教徒であるため、イスラム教の禁止、中国語の強要、モスクの収奪に始まり、罪と呼べないような罪を課し、中共の言葉では職業訓練所・再教育研修所の名の下の強制収容所へ連行し臓器移植用の臓器を麻酔もすることなく取り出したり、教育の名の下の拷問を繰り返し、女性も同様に連行され正に筆舌尽くしがたい蛮行の数々、中国の一人っ子政策による男子偏在の状況から、ウィグル人女性が無理やりに結婚させられたり、また健康な女性が不妊治療されている情報もあります。約1,500万人の人口の内300万とも400万人もの人が収容所へ入れられているとの情報もあり、残された老人または小さな子供も一か所に集められ、中国崇拝教育を徹底されている。

こうした蛮行の数々の証言が漏れ伝わっています。

これを「ジェノサイド」と言わず何と言うのでしょう。

 

中国共産党習近平政権はこの世のものとは思えないほどに悪辣です。

親中などありえません。

皆さん、気づいてください。

 

日本在住のウィグル人がいます。その殆どの方が現地のご家族と連絡が取れない状況になっています。また在留期限が切れウィグルに帰らなければならない人は、日本を離れると即拘束され収容所に入れられます。

日本政府は早急に人道的措置を講じ、ウィグル人(帰化人を含む)の救済措置を実行してほしい。いや、ねばならない。

 

しかし、日本政府は未だ、ジェノサイド認定に慎重な姿勢です。

いつからこんな国になってしまったのでしょうか?

 

皆さん、無関心は悪です。

無関心でいいんですか?