無関心 de 委員会

無関心でいいんですか?

台湾有事 = 日本有事!

今月の18日、中国とロシアの艦艇合計10隻が津軽海峡日本海から太平洋へ通過しました。10隻の艦艇はそのまま太平洋を南下し、21日には伊豆諸島付近を航行し、22日には高知県足摺岬の南約180kmを航行し、大隅海峡を通過し東シナ海へとぬけた。

 

10隻ものの艦艇ですので、自衛隊は随分と先からその動きについては確認できていたと思いますが、なかなかどうどうとした、挑発行動です。

 

伊藤俊幸元海上自衛隊海将はネット番組で、「目に見えている船は攻撃すればよいだけ」と非常に心強いお言葉で一刀両断です。この度の行動は、先の日米英蘭加NZ共同訓練『PACIFIC CROWN21』等の合同海上訓練に対して、危機感の表れでありロシアとの合同については、対米で一致できる先として組んだようだが、基本ロシアと中国の軍事的連携は強固なものとは言えないようだ。

 

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日米英蘭加NZ合同訓練

セレモニーではありません、れっきとした合同軍事訓練です。

日本の艦艇が米・英・蘭・加・NZの艦艇を従えています。戦後このような光景が想像できたでしょうか?そしてこの状況をどう考えるかです。

まぎれもなく、自由と民主主義を守る西側勢力が、中国による台湾への圧力に対する懸念から、行動を起こした結果です。

そして、中国は共産主義で一致するロシアとこれらに対抗する措置に出てきた格好です。

 

民主主義 VS 共産主義の構図です。

 

地政学的にも今この地球上で最もリスキーな場所が台湾を取り巻く地域であり、それはまさしくわが国日本は、その最前線であり、台湾有事=日本有事と捉えることが肝要です。

しかし残念ながらテレビ、新聞等のオールドメディアでは意図してか、この事態を正確に伝えません。奇しくも衆院選の真っただ中において、この緊張について、国防について力強く訴える候補者があまりにも少ない状況に、私は不安と不満、更なる危機感を募らせるばかりです。

 

無関心ではいられません。