無関心 de 委員会

無関心でいいんですか?

安倍総理辞任! 自民党総裁選挙!

8月28日(金) 安倍総理は持病が再発したことを理由に辞任すると発表しました。

 

安倍総理は第一次と第二次を合わせた総理任期過去最長、第二期の任期は7年8ヵ月と連続任期記録を、24日に歴代一位を更新したばかりでした。

こうした長きに渡り日本の舵取りをされてきました。

第二次安倍政権が民主党政権より奪取した際は、就任を待たずして株価が上昇、為替も円安基調を生み出し、デフレ脱却の旗印にアベノミクスを着々とその成果をあげ、株価は倍以上にし、新規の雇用も生み出しました。賛否は分かれるところではありますが、難題とされる消費税増税を2度も実施しました。

安全保障に関わる難題も平和安全法制、特定秘密保護法抵抗勢力が社会現象として連日抗議活動が激化する中、しっかりと法案を可決しました。

国際感覚にも優れ、80にも及ぶ国と地域を訪問し、日本の存在感をしっかりと印象付け、アメリトランプ大統領とは、最も緊密で信頼を置けるパートナーシップを構築しました。

上皇陛下が譲位の意志を示され、譲位への道筋をしっかりとまとめられ、令和改元の新しい時代が始まりました。

安倍総理の心残りは、やはり憲法改正拉致問題北方領土問題、が達せられぬままに退く結果となったことでしょう。そして、今年は年明け早々に世界中でパンデミックとなった武漢発のコロナウィルスの対応に翻弄され、コロナ禍の病魔はもとより、経済も深刻なダメージを被り、今現在終息の気配さえ見いだせない状況です。

安倍総理のご心痛は計り知れませんが、そうしたストレスが持病再発の遠因となったであろうことは、容易に想像ができます。

私の安倍総理評は、愛国精神のつよい優れた宰相だと思います。

志半ばで辞任されるのは、本人が一番に悔しい思いをされているとお察しいたします。

とは言えまだ65歳です。しっかりと静養され、政治家としてまだまだ活躍していただけるものと、期待しております。

 

次なる話題の中心は、次期総理は誰なのか?

自民党総裁選挙には二つのパターンがあります。NHK のウェブサイトにわかり易く書かれていましたので、引用させていただきます。

 

 

 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200828/k10012588841000.html

 

自民党総裁選挙

両院議員総会

いずれかの方法がとられ、次期自民党総裁が決まります。

28日現在、いずれかの方法が採用されるかは、二階幹事長の手の中にあり、9月15日投開票を目指し、1日には選挙の方法を決定する意向。

 

①の自民党総裁選挙の場合、各地域の自民党員との闊達な意見交換なされ、より世論を反映した結果が期待できます。

一方、②の両院議員総会の場合は、国会議員中心に党幹部の思惑に左右され易い傾向の結果となります。

この度の自民党総裁選挙の行方はいかなるものか?

終息の気配の無いコロナ禍、コロナ禍による底なしの景気低迷、米中冷戦真っ只中、中国からの尖閣諸島近海への領海侵犯の過熱、不安定極まれりな朝鮮半島情勢、等々、一筋縄ではいかない大問題が山積する中での総裁選挙、現在出馬が予想される面々の世論の評価は一様に厳しく、安倍政権が長期安定政権だっただけに、日本の今後の命運を握る自民党総裁選挙、いやがうえにも注目が集まります。

 

これこそ、国民の皆様は無関心ではいられないですね。