無関心 de 委員会

無関心でいいんですか?

森オリパラ組織委員会会長の女性蔑視問題

森オリパラ組織委員会会長の2月3日のJOC臨時評議員会で、「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる・・・」

この部分が切り取られ、女性蔑視甚だしい!と、新聞各社、テレビは大問題の如くニュースで取り上げ、ワイドショーではコメンテーターが、ゲストのタレントが、人権・差別問題にコメントすることがさも知識人であるかのような素振りで森氏を批判し、またSNSで著名人の多くが森氏批判を展開します。

新聞やテレビを見ている一般人も同調し、お茶の間で森氏批判を展開します。

 

不用意・不必要な発言ではありますが、国中が大騒ぎで一人の老人をバッシングする構図に、異常さを感じずにはいられません。

 

つい先日、ウイグルの状況に対して外務省は「ジェノサイド」とは認めていないとしたことに、保守的な考えの者達は外務省の対応に落胆の気持ちを示したわけですが、これほどの人権蹂躙と筆舌しがたい残虐なことが起きていても、大手メディア、有名タレント、スポーツ選手、いわゆるインフルエンサーの方々で声を挙げる者は皆無です。

 

この日本人のダブルスタンダードはいつから醸成されてしまったのでしょうか?

 

 

 

森喜朗:1937(昭和12)年、石川県出身

2000(平成12)年 4月5日~7月4日(85代)、7月4日~12月5日(86代)と総理大臣を務められました。

総理時代、なにかと発言が問題視され支持率は低下の一途、世論調査では一桁台も記録し、一年持たずで総理の座を辞することとなりました。

 

森会長は会長職の報酬をアルバイトの時間給並とし、その全額を関係者の慰労費に充当しています。

航空会社のスポンサードは一社独占が慣例であったが、JALANAの二社に分担させました。

RIOオリンピック後の凱旋パレードでは、オリンピック選手とパラリンピック選手を合同で開催するように働きかけ実施させました。

 

森氏は外交通でもあり、プーチンをはじめ外国要人から一目置かれる存在である。

ラグビーワールドカップ日本開催も成功裏とし、オリパラ組織委員会会長としてもその調整能力は森氏の他はいないであろう。

 

メディアの風評に惑わされない、人物評をしたいものです。